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2011年3月7日月曜日

Your Song


エルトン・ジョンという名よりも、出生名Reginald Kenneth Dwight の方が似合っていたような若き日の映像。表情から、深い苦悩を抱えていたに違いないと伺えます。女性へのラヴ・ソングと思いこんで聴いていましたが、同性愛者たちに向かって‘社会の偏見に負けずに堂々と生きていいんだよ’と言っていたのだと友人に教えられました。コンビを組み始めたエルトンに打ち明けられ、「そんな事を気にする必要なんて無い。これからも一緒にやっていこう」と応えた青年バーニーの、純粋な気持ちの美しさを感じます。歌詞というより、作品に添えられていた手紙だったのではないかと想像しています。


【曲紹介】
◯エルトン・ジョンのセカンド・アルバム『Elton John (僕の歌は君の歌)』(1970)からのシングル(1971) 。

◯作詞バーニー・トーピンBernie Taupin、作曲エルトン・ジョン。二人は学友でも幼なじみでもなく、1967年バーニー17歳、エルトン20歳の頃、リバティ・レコードのレイ・ウィリアムズに引き合わされ、共作を開始。一時全く離れて活動していたが、1987年のダイアナ妃の葬儀で歌われた『Candle in The Wind 』はこの二人による作品。

【歌詞】
It's a little bit funny this feeling inside
I'm not one of those who can easily hide
I don't have much money but boy if I did
I'd buy a big house where we both could live
なんだか少しおかしな感じさ 僕の中にあるこの気持ち
僕って、あまり気持ちを隠しておける人間じゃないんだ
そんなに金を持ってないけど でももし持っていたら
僕ら2人が住める大きな家を買うだろうな
(そこで一緒に曲をつくろう)

If I was a sculptor, but then again, no
Or a man who makes potions in a travelling show
I know it's not much but it's the best I can do
My gift is my song and this one's for you
僕が彫刻家だったらなぁ、いやそんなの無理だよね
たとえば、役をもらえる程度の旅芸人でもいいんだよ
もちろんその程度で終わりたくないけど 
だけど 今できる精一杯をしてみたんだ
贈り物は僕がつくる歌、この歌は君に捧げる歌さ

And you can tell everybody this is your song
It may be quite simple but now that it's done
I hope you don't mind
I hope you don't mind that I put down in words
How wonderful life is while you're in the world
この歌は君の歌だということをみんなに話してもいいんだ
かなり素朴な感じもするけど、もう作ってしまったよ
どうか気にしないで
気にする必要なんてないんだ
僕の気持ちを言葉にしたよ
君がこの世界にいる、人生は何て素晴らしいって

I sat on the roof and kicked off the moss
Well a few of the verses well they've got me quite cross
But the sun's been quite kind while I wrote this song
It's for people like you that keep it turned on
屋根の上に腰を下ろして 書き始めたんだけど
韻を踏むのにあぁでもないこぅでもないと苦心したり
けれど、この歌を書いている間、日射しはとても穏やかだったさ
太陽って、君のような人たちのために照っているんだね

So excuse me forgetting but these things I do
You see I've forgotten if they're green or they're blue
Anyway the thing is what I really mean
Yours are the sweetest eyes I've ever seen
肝心なことを忘れてしまっているようで
恐縮なんだけど 
君の瞳が碧だったか蒼かったか覚えていないんだ
けれどこれだけは本当だから書いておくよ
僕は君の眼ほど優しい瞳をみたことはないよ

And you can tell everybody this is your song
It may be quite simple but now that it's done
I hope you don't mind
I hope you don't mind that I put down in words
How wonderful life is while you're in the world
この歌は君の歌 皆に言って聞かせよう
かなり素朴な感じもするけど、もう作ってしまったから
気にしないでほしんだ
本当に気にすることなんて無い
僕の気持ちを言葉にこめたよ
君がこの世の中にいる なんて素晴らしい人生

I hope you don't mind
I hope you don't mind that I put down in words
How wonderful life is while you're in the world
気にしないで欲しいんだ 
気にする必要なんてないんだ
僕の気持ちは言葉にこめたよ
君がこの世界にいる
人生はとても素晴らしいものになったんだ

2011年3月2日水曜日

(You Make Me Feel Like) A Natural Woman


キャロル・キングが、アレサ・フランクリンに提供した曲。とはいえ、自分にとっては『つづれ織り』 を締めくくる大切な曲。アレサの歌唱でもなく、成熟した現在のキャロル・キングでもなく、頬が桃色な若き日の彼女の、少々ピアノを叩き過ぎ気味の暖唱が心に響きます。解釈は人それぞれですが、自分なりにゆっくり訳してみて、意味を大きく取り違えていたように感じました。

【曲紹介】
◯作詞/作曲は、Calole King 、Gerry Goffin、 Jerry Wexler。

◯ キャロル・キングCAROLE KING のセカンドアルバム『Tapestry(つづれおり)』(1971) 収録。

【歌詞】(かなり意訳)
Looking out on the morning rain
I used to feel uninspired
And when I knew I had to face another day
Lord, it made me feel so tired
Before the day I met you, life was so unkind
Your love was the key to my peace of mind
Cause you make me feel, you make me feel,
You make me feel like a natural woman
朝になって雨が降ってるのを見ると
何もしたくない気持ちになってしまっていた
また一日が始まるのかと思うと
それだけで、疲れきってしまって
ああ、神様、どうしようって
あなたに会ったあの日が来るまで
人生そのものに恵まれていないように感じていた
でも、あなたが安らぎへの扉を開いてくれた
あなたと会って 
女性って本来こういうものなのかもって
感じられるようになった
そう感じられるようになった


When my soul was in the lost-and-found
You came along to claim it
I didn't know just what was wrong with me
Till your kiss helped me name it
Now I'm no longer doubtful of what I'm living for
Cause  if I make you happy I don't need to do more
You make me feel, you make me feel,
You make me feel like a natural woman
私の魂は、遺失物取扱所にあったようなもの
自分で自分が、一体何がわるいのかわからなかった
あなたが取りに来てくれて
キスしてくれて
本当はどこにいるべきかわからせてくれた
もう何のために生きているかなんて迷ったりしない
だってもし、私があなたを幸せにすることができたら
それ以上のことを考える必要もないのだから
あなたが私の本来の姿をわからせてくれた
本当はこういう女なんだって
自然に感じさせてくれるから
そう感じさせてくれるから

Oh, baby, what you've done to me
You make me feel so good inside
And I just wanna be close to you
You make me feel so alive
You make me feel, you make me feel,
You make me feel like a natural natural woman
You make me feel, you now you make me feel,
You make me feel like a natural woman
Natural woman
ねぇあなた、あたしに何をしたの ?!
あなたがいるととても気持ちが落ち着くの
そしてただ、あなたの近くにいたいと思うだけ
あなたが私に、生きてるって感じさせてくれる
そうなのよ。あなたといると感じられるの
自然なありのままの女性だって
あなたがそう感じさせてくれる
本来の自然な女になれる気がする
素直にそう感じさせてくれる