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2011年4月19日火曜日

Mother And Child Reunion


「その程度のことで一々落ち込むな。判らないなら、ママにでも慰めてもらうんだな!」との、半分あきれながらの叱咤激励とも解釈されてもいますが、自分にはどうしても、‘悲しんでいる恋人をどう励ましていいのかわからずに、でも必死で元気づけようとしている若者’に聴こえてしまいます。「安っぽい言葉で簡単にすませたりしたくない、でもどうしていいかわからず右往左往、ひょんな事で立ち直れるんじゃないかな?と言ってみたり」という誠実な青年をイメージしてみました。動画には、さまざまな動物親子が映され、表情の豊かさに驚かされます。

【曲紹介】
◯作詞/作曲は、ポール・サイモンPaul Simon。サイモン&ガーファンクル解散後、初のソロアルバム『ポール・サイモン』(1972)のA面トップを飾った歌。

◯‘mother and child’はいわゆる親子丼のこと。チャイナタウンの中華料理店のメニューにインスパイアされたとも、レゲエアーティスト、ジミー・クリフの曲に触発されたとも言われている。

【歌詞】
No I would not give you false hope
on this strange and mournful day
but the mother and child reunion
is only a motion away....
僕は君にまやかしの励ましをしたりはしないよ
こんな哀しみに打ちひしがれた日に
でも母と子の再会なんて
些細なきっかけで叶うものじゃないかな

o.o.oh little darling of mine
I can't for the life of me
remember a sadder day
I know they say let it be
but it just don't work out that way
And the course of a lifetime runs
over and over again
ねえ、愛する君・・
僕は今まで、そんなに寂しい思いをした覚えがないんだ
なんとかなるさって、よく言われるけど
そんなにうまく行ってばかりじゃないよね
でも一生のうちに
こういう事が何度も何度も繰り返されるんだろうね

But I would not give you false hope, No!
on this strange and mournful day
but the mother and child reunion
is only a motion away
こんなにも悲しんでいる君に
僕は安っぽく励ましたりしたくないんだ
でも例えば母と子の再会なんて
些細なきっかけで叶うものだろう

o.o.oh little darling of mine
I just can't believe its so
and though it seems strange to say
I've never been laid so low
in such a mysterious way
And the course of a lifetime runs
over and over again
ねえ、愛しい君
自分でも信じられない
こんなこと言うのは変なんだけど
こんな風に説明もできないような感じで
打ちのめされた事はないよ
(君を励ますこともできないなんて!)
でも生きて行くって言う事は
こういう事が絶えず繰り返されるってことなんだろうね

But I would not give you false hope, No!
on this strange and mournful day
but the mother and child reunion
is only a motion away..away..away away
but the mother and child reunion
is only a motion away..away..away away
僕はこんなに悲しんでいる君を
上っ面で励ますことは出来ないんだ
でも例えば母と子の再会みたいな大それた事も
些細なきっかけで叶うだろう
あっけないくらい簡単に実現できちゃったりするだろう
そうだろう そうだろう?

2011年4月18日月曜日

Loves Me Like A Rock


ポール・サイモンによるゴスペル調の名曲。ディキシー・ハミングバーズ、そしてスティービー・ワンダーとの共演映像。「悪魔のささやきに負けそうになったときには、母の深い愛が救ってくれる」という内容。何が起きても、大きな岩のように動じない母の愛とは、ゴスペルの大きなテーマの一つでしょうが、ウォーターゲート事件の渦中にいたニクソン大統領への皮肉も込められていることが伺えます。

【曲紹介】
◯作詞/作曲は、ポール・サイモンPaul Simon

◯1973年にリリースされたアルバム『ひとりごと(There Goes Rhymin' Simon)』に収録されている。

【歌詞】
When I was a little boy, (when I was just a boy)
And the devil would call my name (when I was just a boy)
I'd say "now who do,
Who do you think you're fooling? " (when I was just a boy)
I'm a consecrated boy (when I was just a boy)
I'm a singer in a sunday choir
Oh , my mama loves, she loves me
She get down on her knees and hug me 
Like she loves me like a rock 
She rocks me like the rock of ages 
And loves me 
She love me, love me, love me, love me
少年の頃
悪魔に呼びかけられたんだ
こう応えたよ
‘何?だれ?どういうつもり?’
バカにするな!
僕は敬虔な少年さ
日曜聖歌隊の一員なんだ
ママは僕を愛しているしね
愛してくれてる
ひざまずいて僕を抱きしめてくれる
大きな岩のように愛で包んでくれる
rock of age(キリスト)のように揺り動かしてくれる
彼女は僕を愛しているのさ

When I was grown to be a man (grown to be a man)
And the devil would call my name (grown to be a man)
I'd say "now who do,
Who do you think you're fooling? " (grown to be a man)
I'm a consummated man (grown to be a man)
I can snatch a little purity
My mama loves me, she loves me
She get down on her knees and hug me
Like she loves me like a rock
She rocks me like the rock of ages
And loves me
She love me, love me, love me, love me
僕が成長して大人になった時
悪魔が僕の名を呼んだ
僕はこう応えた
‘何だって?いい加減にしてくれ’
僕はもう立派な大人なんだ
いつまでも純朴な少年じゃない
そんな僕でもママは愛してくれている
本当に愛してくれているのさ
ひざまずいて僕を抱きしめてくれる
大きな岩のような堅固な愛で
ちとせの岩のような寛大な愛で
彼女は僕を愛しているのさ

And if I was president (was the president) 
The minute congress call my name (was the president) 
I'd say "who do, 
Who do you think you're fooling? (who do you think you're fooling)
I've got the presidential seal (was the president)
I'm up on the presidential podium
My mama loves me
She loves me
She get down on her knees and hug me
Like she loves me like a rock
She rocks me like the rock of ages
And loves me
もし僕が大統領だとして
議会が僕を召喚したら
こう言おう
‘何だって?ふざけないでくれ’
自分には大統領の印章がある
大統領のひな壇に立つのは自分なんだ
ママは僕を愛している
それはもう、とても
ひざまずいて抱きしめてくれる
大きな岩のようなしっかりとした愛
ちとせの岩のような永遠に続く愛
彼女は僕を愛している

She love me, love me, love me, love me
(loves me like a rock)
彼女は僕を愛している、愛している、愛している

2011年4月16日土曜日

Kodachrome


偉大なソングライターの一人、ポール・サイモンの作品。ソロになってから、肩の力が抜けたのか、次から次へと多様な作品を発表。軽快なメロディの本作には、まるで短編小説のような味わいがあります。歌詞の中に、「白黒じゃ、パッとしない」と記されていますが、90年代からライブでは「白黒だと、全てがより良く見える(everything looks better in black and white) と変えて歌われているとか。


【曲紹介】
◯作詞/作曲は、ポール・サイモンPaul Simon。邦題は『僕のコダクローム』

◯アルバム『There Goes Rhymin’ Simon(邦題:ひとりごと)』(1973) 収録。商品名がタイトルであることから、イギリスのラジオではほとんどオンエアされなかったらしい。

【歌詞】
When I think back
On all the crap I learned in high school
It's a wonder
I can think at all
And though my lack of education
Hasn't hurt me none
I can read the writing on the wall
高校で教えられた
ロクでもない事を思い起こすと
自分に思考能力があるなんて
信じられない
学校なんて行かなくても
困ったことなんかないし
壁の落書きだって読めるさ

Kodachrome
They give us those nice bright colors
They give us the greens of summers
Makes you think all the world's a sunny day, Oh yeah
I got a Nikon camera
I love to take a photograph
So mama don't take my Kodachrome away
コダクローム
綺麗で鮮やかな色合い
夏の緑の美しさ
まるで世界中に太陽が溢れているようさ
僕はニコンのカメラを抱えて
写真を撮るのが好きなんだ
だから母さん、僕のコダクロームを取りあげないで

If you took all the girls I knew
When I was single
And brought them all together for one night
I know they'd never match
my sweet imagination
And everything looks worse in black and white
たとえ独身時代に
付き合った女の子をみんな写真に撮って
一晩並べてみたとしても
僕のステキなイマジネーションには適いやしない
モノクロじゃ、どうもしっくりこないのさ

Kodachrome
They give us those nice bright colors
They give us the greens of summers
Makes you think all the world's a sunny day, Oh yeah
I got a Nikon camera
I love to take a photograph
So mama don't take my Kodachrome away
コダクローム
なんてカッコイイ鮮やかな色合い
夏の緑がこんなに映えてみえる
まるで世界中に太陽が溢れているようじゃないか!
僕はニコンのカメラを抱えて
写真を撮るのが好きなんだ
だから母さん、僕のコダクロームを取りあげないで