2011年8月26日金曜日

Cry Me A River


『女はそれを我慢できない』の映像。まるで着替人形のように、次から次へとゴージャズな衣装を着ての歌唱に、大人の女性の優しい余裕を感じます。女性の未練というより、男性を許しながら、いつまでも自分を想ってくれる女心を期待した男性からの心情にも受け取れます。とはいえ、歌い方が違えば、諦め切れずに相手を責めている恨み節にもなることでしょう。

【曲紹介】
◯作詞/作曲は、アーサー・ハミルトンArthur Hamilton。1953年の作品。

◯1955年の映画「皆殺しのトランペット」原題"Pete Kelly's Blues"の挿入曲として作曲され、エラ・フィッツジェラルドが歌うことを想定されていたという。

◯1955年にジュリー・ロンドンが唄い、大ヒット。ジャンルを問わず、多くの歌手によってカバーされ、スタンダードとして定着している。

◯エアロスミスのアルバム『美獣乱舞』(1982年)でも取り上げられ、2002年にはジャスティン・ティンバーレイクのバージョンがヒット。

【歌詞】
Now you say you’re lonely
You cry the whole night thorough
Well, you can cry me a river
Cry me a river
I cried a river over you
今頃になって ‘淋しい’ なんて言うのね
一晩中 涙に暮れていたなんて
だったら 思う存分お泣きなさい
涙で川ができるほど 泣くといいわ
私だって あなたを想って  さんざん涙を流してきたんですもの

Now you say you’re sorry
For bein’ so untrue
Well, you can cry me a river
Cry me a river
I cried a river over you
今さら ‘すまない’ なんて謝まるのね
自分がどんなに不実だったかを
だったら 川のようにお泣きなさい
川のように涙を流すことね
私だって あなたのために たくさん泣かされてきたんですもの

You drove me, nearly drove me out of my head
While you never shed a tear
Remember, I remember all that you said
Told me love was too plebeian
Told me you were through with me and
気が狂ってしまうほど
私を夢中にさせておいて
あなたは涙の一滴もこぼすことはなかった
覚えている?あなたが私に言った事
忘れたりはしないわ
愛なんて くだらないとか
私とはもう終わっただとか

Now you say you love me
Well, just to prove you do
Come on and cry me a river
Cry me a river
I cried a river over you
それなのに 
今さら あなたは‘ 愛してる’ なんて言う
だったら それを証明してみせて
川のように あふれる涙で
涙が川になるまで泣いてみせて

I cried a river over you
I cried a river over you
(Echo) I cried a river over you
私はあなたのことを想って
さんざん泣いてきたんですもの...

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