2012年6月20日水曜日

I Will


『邂逅』(1939)『めぐり逢い』(1957)『「めぐり逢えたら』(1993)」に続き、ウォーレン・ビューティが製作した『めぐり逢い(1994)』。現代風にアレンジされ過ぎた部分もありましたが、★キャサリン・ヘプバーン、レイ・チャールズが出演!★撮影は『明日に向って撃て!』のコンラッド・ホール(タヒチ生まれ!)、音楽はエンニオ・モリコーネ、衣装は『バリー・リンドン』のミレナ・カノネロと巨匠集結!★ボラボラ島の景観、そして「あなたを束縛したくなかった」と涙ながらに応える★アネット・ベニングが終始とぉーっても美しい!加えて★彼女と子どもたちが唄う『I Will』の場面。ささやかな曲に籠められた金平糖のような愛おしさが引き出されゆくさまを感じさせられました。


【曲紹介】
◯クレジット上の作詞・作曲は、ジョン・レノン&ポール・マッカートニー。1968年に発表されたアルバム『ザ・ビートルズThe Beatles』(通称・ホワイトアルバム)に収録。ポールはリードボーカル、ギター、ベースを担当した。

◯ポールが1967年に出逢ったリンダ・イーストマン(のちの妻)への愛を歌った5曲のうちの最初の1曲と言われている。ちなみに、残りの4曲は、『恋することのもどかしさMaybe I'm Amazed』、『トゥ・オブ・アスTwo of Us』、『ラヴリー・リンダ Lovely Linda』、『マイ・ラヴ My Love』。

◯リンダは離婚歴のある子連れの女性だったため、日本人前衛芸術家のオノ・ヨーコほどではないにしても、ビートルズの相手としてふさわしくないと当時はメディア他にかなり攻撃されたらしい。軽めの曲だが、“I Will ”とは、結婚式での誓いの言葉。リンダを愛し続けたポールの本気度が偲ばれる。

◯ポールと子供たちとの映像は、こちら☞ http://youtu.be/FwAny6XbhzQ

◯映画のワンシーンはこちら☞ http://youtu.be/4WOSnzIGNmY

◯ブルーグラスのフィドラー(バイオリン)だったアリソン・クラウスAlison Kraussの声は、爽やかで心が洗われるよう。まさに天使の歌声!初出はバンジョー奏者Tony Furtadoの1992年発表のアルバム『Within Reach』。彼女の『Now That I've Found You: A Collection』(1995)にも収録されている。Dan Tyminski もギターで参加。http://youtu.be/MEnDMAJDIbI

◯ダイアナ・ロスDiana Rossもカヴァーしている。


【歌詞】
Who knows how long I've loved you
You know I love you still
Will I wait a lonely lifetime
If you want me to, I will
僕がどんなに長く君を愛し続けてきたか
誰にもわかりはしないさ
今ももちろん愛している
一生寂しく待ち続けなければならないとしても
君がそうしろっていうのなら
僕は待つよ

For if I ever saw you
I didn't catch your name
But it never really mattered
I will always feel the same
君の姿を見かけることがあっても
名前を知ることすらなかった
けれど そんなことは大した問題じゃない
いずれにせよ僕の気持ちは変わらない
これから先もずっと同じ気持ちのままだろう

Love you forever and forever
Love you with all my heart
Love you whenever we're together
Love you when we're apart
君を愛し続けるよ、いつまでもいつまでも
心の底から愛し続けるよ
一緒にいるときはいつだって
離れていても、愛し続ける

And when at last I find you
Your song will fill the air
Sing it loud so I can hear you
Make it easy to be near you
For the things you do endear you to me
Ah, you know I will
I will
ようやく君を見つけたときは
君の歌があたり一面に広がっていく
よく聴こえるように大きな声で歌っておくれ
君のそばにいさせてほしい
君のすることすべてが愛おしい
きっと君を愛し続けるよ
約束するよ
きっとさ、きっと




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