2011年6月11日土曜日

Rain Drops Keep Falling on My Head


‘Meet the future’と促されて、自転車にまたがるエッタ・プレイス!。これぞアメリカ・ニュー・シネマ。『明日に向って撃て!』は、ラストまで名シーン連続の映画ですが、観客もカタカタと動く自転車に乗りながら、木漏れ日に包まれ笑い合う二人を眺めているような気にさせられる映像です。ただ歌が流れ、二人の会話は聴こえず、果実、藁、夕景が映されていく..。映画全体をふくめ、幸せの在り処の不確かさ、曖昧さ、儚さが何とたっぷりと表現されていた事かと感嘆させられます。それにしても、このシーンのポール・ニューマンは、この上なく魅力的。

【曲紹介】
◯作詞はハル・デヴィッドHal David、作曲はバート・バカラックBurt Bacharach、邦題は「雨にぬれても」。

◯1969 年のジョージ・ロイ・ヒル George Roy Hill監督作品『明日に向って撃て!』(原題: Butch Cassidy and the Sundance Kid)の劇中歌。

◯B.J.トーマスB.J.Thomasが1969年にリリース。当初バカラックは、レイ・スティーヴンスRay Stevensに依頼したが、断わられたため、B.J.トーマスが歌うこととなったとの事。

【歌詞】
Raindrops are falling on my head
and just like the guy whose feet are too big for his bed,
nothing seems to fit
those raindrops are falling on my head,they keep falling
雨粒が頭の上に落ちてくる
小さな寝床から足がはみ出している男みたいに
何もかもしっくりこない
雨が僕の頭に降ってくる 降り続いてくる

so I just did me some talking to the sun,
and I said I didn't like the way he got things done,
sleeping on the job
those raindrops are falling on my head they keep falling
だから太陽に向かってちょっと一言
お前のやりかたは気に入らないね、そう言ってやった
仕事しないで寝てるんじゃないよって
雨が頭から僕を濡らしている まだ降り続いている

But there's one thing, I know
the blues they sent to meet me won't defeat me.
It won't be long 'till happiness steps up to greet me
でも一つだけわかっていることがある
雨が降っているからといって、憂鬱な気分になったりはしないのさ
そのうち幸せの方が俺に挨拶しにやって来るはずだから

Raindrops keep falling on my head
but that doesn't mean my eyes will soon be turning red.
Crying's not for me, 'cause
I'm never gonna stop the rain by complaining
because I'm free
nothing's worrying me
雨が降りしきり、僕を濡らし続ける
でもだからといって、眼を赤くして泣きはらしたりはしないよ
泣くなんて自分に似合わない なぜって
文句を言ったところで雨を止めることはできないし
なぜって僕は自由なのさ
心配事なんて何もない

Raindrops keep falling on my head
but that doesn't mean my eyes will soon be turning red.
Crying's not for me, cause
I'm never gonna stop the rain by complaining
because I'm free
nothing's worrying me
雨が降り続ける 僕の頭の上に
でもだからといって、眼がすぐに赤くなってしまうわけでもないのさ
泣いたって何にもならないのさ なぜって
愚痴をこぼししたって雨が止む訳じゃないし
なぜって僕は自由なんだ
何にも煩わされることなんてないんだから

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