2011年6月22日水曜日

The Way We Were


イントロとエンディングのハミング、メロディも歌詞内容も、映画のテーマと呼ぶにふさわしいもの。練り上げられた歌詞に、想い出の本質が描かれています。想い出は美しいけれど、それは痛みの記憶が時と共に褪せるから。どれほどたぐり寄せても、‘The Way We Were かつての私たち’をありのままに描く事はできない。過去に戻ることができたら?と問いかけるが、それ以上はせず、明日へと顔を向けている女性の声は、優しくやわらかです。

【曲紹介】
◯作詞は、アランとマリリン・バーグマン夫妻Alan Bergman & Marilyn Bergman 、作曲はマーヴィン・ハムリッシュMarvin Hamlisch。

◯1973年公開のシドニー・ポラック監督作品『The Way We Were追憶』のために書かれた名曲。主演は、バーバラ・ストレイザンドBarbra Streisand とロバート・レッドフォード。

◯当初、歌詞の冒頭はDaydreamだったとか。それをMemoriesとしたのは、バーバラだったと言われている。 

【歌詞】
Memories
Light the corners of my mind
Misty watercolor memories
Of the way we were
想い出
心の片隅を照らしてくれる
にじんだ水彩画のような、おぼろげな想い出
それが、あの頃の私たち

Scattered pictures
Of the smiles we left behind
Smiles we gave to one another
For the way we were
散らばった写真
私たちが置き去りにしてきた笑顔
二人でお互いに交わした微笑み
それが、かつての私たち

Can it be that it was all so simple then
Or has time rewritten every line
If we had the chance to do it all again
Tell me - would we?
Could we?
あの頃は何もかもがこんなに単純だったのかしら?
それとも時間が、一行一行書き変えてしまったのかしら
もしすべてをやり直す機会が持てるとしたら
やり直すかしら?
教えて、やり直すことができる?

Memories
May be beautiful and yet
What's too painful to remember
We simply choose to forget
想い出は
美しいかもしれないけれど
蘇らせるには辛過ぎる出来事もあったわ
痛みはただ忘れるようにしてしまうだけ

So it is the laughter
We will remember
Whenever we remember
The way we were
だから 笑い声ばかり
思い出してしまう
いつだって思い浮かべるのは
あの頃の私たち

The way we were..
在りし日の私たち



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