2011年6月17日金曜日

Sailing


人生はしばしば航海に例えられます。現在進行形から始まるので、一瞬‘門出の歌’のように感じますが、現世での役目を終え、生まれ出でた場所へ戻って行く、現世で出会った人への‘別れの歌’のようです。難解な単語も構文も一切ありませんが、壮大なスケールを感じます。映像は2002年グラストンベリー・フェスティバルGlastonbury Festivalの模様。ギターは、ポール・ウォーレン Paul Warren。観客席は、あたかも大海原のようです。

【曲紹介】
◯作詞/作曲は、ガヴィン・サザーランドGavin Sutherland 。ガヴィンは、サザーランド・ブラザーズSutherland Bros. Band (featuring the Sutherland Brothers Gavin and Iain)というデュオの一員で、1972年6月にリリースしている。

◯サザーランド兄弟の父は漁師。「嵐の中で生きて帰れないと思った事は何回もあった。神に助けを求めた。そして助けて下さった」という父の話を聞いてこの曲をつくったとも言われている。

◯オリジナルはこちら☞ http://t.co/jaXCvR8

◯ロッド・スチュワートが、1975 年アルバム『Atlantic Crossing』にて発表し、大ヒットした。

【歌詞】
I am sailing,
I am sailing home again 'cross the sea.
I am sailing stormy waters,
to be near you,
to be free.
海を行く
海を行く 海を渡って 再び帰っていくのだ
海を行く 荒々しい波を抜けて
あなたに近づいていく
解き放たれて行くのだ

I am flying,
I am flying like a bird 'cross the sky.
I am flying passing high clouds,
to be near you,
to be free.
私は飛んでいる
私は空を渡る鳥のように 飛んでいる
私は高い雲を追い越しながら 飛んでいる
あなたの側へと
自由になるために

Can you hear me,
Can you hear me, through the dark night far away?
I am dying,
forever trying to be with you;
Who can say?
君に聴こえるかい
遠く暗い闇夜を通して 私の声が聴こえるかい
私は死んでいく
永遠に 君のそばにいられるように
そうなれるかはわからないけれど

Can you hear me,
Can you hear me, through the dark night far away?
I am dying,
forever trying
to be with you;
Who can say?
君に聴こえるかい
遠く暗い闇夜を通して 私の声が聴こえるかい
私は死ぬ
絶え間ない挑戦は永遠に続くだろう
君の側にいられるように
そうなれるかはわからないけれど

[instrumental break]


We are sailing,
We are sailing home again 'cross the sea.
We are sailing stormy waters,
to be near you,
to be free.
私たちは海を行く
いずれ再び帰っていくために海を渡る
嵐の海を抜けて  いつか海を渡って行く
あなたに近づくために。
自由の身になるために。

Oh Lord,
to be near you,
to be free.
神よ
あなたの側へと
解き放たれ、自由の身となるために

Oh Lord,
to be near you,
to be free.
神よ
あなたに近づいていく
自由になるんだ

*youについては、=神さま、=現世で出会った人々の二重の意味と解釈しました。


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