‘Man In Black’と称された大御所ジョニーキャッシュJohnny Cashの遺作となった映像。たった4分間に人生が凝縮包括されています。輝かしい栄光の歴史も、彼にとってはゴミの山でしかなかったのか。ドラッグ中毒、逮捕歴..深い傷と痛みの数々。何度も映されるキリスト像。年齢による声の変化は、衰えではなく重みへと深化していたことを知らされます。心配そうに見つめる妻の姿。引き裂かれるような想いを秘め、淡々と歌いきる男の存在感がズシリと刻まれます。
◯作詞/作曲は、ナイン・インチ・ネイルズNine Inch Nailsのトレント・レズナーTrent Reznor。アルバム『The Downward Spiral』収録(1995)。
◯映像の監督は、マーク・ロマネックMark Romanek
◯ジョニー・キャッシュJonny Cashは、リック・ルービンのプロデュースで数々の名曲をカヴァーしたアコースティックアルバムAmerican シリーズを製作。‘Hurt’は、4作目『American IV: The Man Comes Around"に収録されている。
◯撮影が行われた翌年の2003年5月に妻June Carter Cashが、9月にJohnny Cash本人が亡くなった。
【歌詞】
I hurt myself today
To see if I still feel
I focus on the pain
the only thing that's real
俺は今日 自分自身を傷つけてみた
まだ感覚があるかどうか 確かめたくて
その痛みに意識を集中してみる
それだけが唯一の本当のことだ
The needle tears a hole
the old familiar sting
try to kill it all away
but I remember everything
針で 穴をひっかく
おなじみの 突き刺すような痛み
引きずってきた傷
それら全部を殺し去ってしまいたい
でも俺は すべてを覚えている
What have I become?
My sweetest friend
Everyone I know
goes away in the end
俺は一体何者なんだ?
親しい友も
知っている人々は皆
結局は立ち去ってゆく
And you could have it all
My empire of dirt
I will let you down
I will make you hurt
お前に全部やろう
うす汚れたゴミの帝国
お前をガッカリさせるだろう
お前を傷つけてしまうだろう
I wear this crown of shit (thorns)※
Upon my liar's chair
Full of broken thoughts
I can not repair
俺は「デタラメ」(いばら)の王冠をかぶり
見せかけの玉座に腰かける
バラバラな考えで頭の中は一杯
なのに修復できずにいる
Beneath the stains of time
the feelings disappears
You are someone else
I am still right here
時だけが染み込んでいく
感情は消えていく
もはやお前が誰かわからない
俺はまだ ここにいる
What have I become?
My sweetest friend
Everyone I know
goes away in the end
俺は何者になったというのか?
愛する人々も友も
知っている人は皆
最後には立ち去っていく
And you could have it all
My empire of dirt
I will let you down
I will make you hurt
うす汚れたゴミの帝国では
すべてを手に入れる事ができる
けれど自分自身に落胆するのさ
自分自身を傷つけるのさ
If I could start again
a million miles away
I would keep myself
I would find a way...
やり直すことができるのなら
百万マイル離れた場所で
そう遥か遠くへ行き
自分自身を見失わずにいよう
俺は自分の道を見つけるだろう
※shitは、汚い言葉で放送禁止用語でもあるので、「crown of thorns」(イバラの冠:キリストが被せられた)と替えて歌っています。
◯“My Funny Valentine”他を生んだロレンツ・ハートLorenz Hartとリチャード・ロジャースRichard Rodgersの名コンビによる曲。最初の題名は「Prayer」、次は「The Bad in Every Man」、どちらでも売れず仕舞いだったのが、Blue Moonでようやくヒットしたとのこと。
愛する人と過ごすことができる日常的な幸福を、繰り返し繰り返し噛みしめることでさらに幸福を感じるという内容の『Time after Time』。映像は、『オズの魔法使い』等で知られるジュディ・ガーランド。スターの時代を身体で体得しているスターならではの歌唱。ゴージャスな衣装がささやかな幸せというコンセプトを妨げることも無く、声の響きが、暖かな団欒をイメージさせてくれます。
【歌詞】
Time after time, I tell myself that I'm
So lucky to be loving you
So lucky to be the one you run to see
In the evening, when the day is through
なんどもなんども自分に言ってしまうの
私は貴方を愛している
なんて幸運なことって
貴方が私の元に駆けってくる
この私
幸運な私
夕方一日が終わる頃
I only know what I know, the passing years will show
You've kept my love so young, so new
And time after time, you'll hear me say that I'm
So lucky to be loving you
私にわかっているのはこのことだけ
月日が経っても
貴方が私の愛を衰えさせない
いつも新鮮な気持ち
だから繰り返し繰り返し
私は貴方を愛する事ができて
とても幸運だって
何度でも何度でも
あなたに言うの
I only know what I know, the passing years will show
You've kept my love so young, so new
And time after time, I tell myself that I'm
So lucky to be loving you
私に確かめられるのは、このことだけ
何年経っても、貴方が私の気持ちを
出会った頃のままでいさせてくれる
だから、いつでもいつまでも
私は自分に言って聴かせるの
貴方を愛せること
貴方といる事幸せを
【歌詞】
Lying in my bed I hear the clock tick,
And think of you
Caught up in circles confusion
Is nothing new
Flashback warm nights
Almost left behind
Suitcases of memories,
Time after
ベッドに寝転がって、時計の針の音を聞きながら、
あなたのことを考えている
堂々巡りばかり
混乱は今に始まった事じゃない
突然ふいに暖かな夜が蘇ったりする
スーツケース一杯の思い出は
置き去りにしてきたはずなのに
Sometimes you picture me
I'm walking too far ahead
You're calling to me, I can't hear
What you've said
Then you say go slow
I fall behind
The second hand unwinds
時折あなたは私を心に描く
急ぎ足で歩いているような私に
あなたは呼びかけ続けるのに
私には何も聞こえない。
あなたは言っていたのね
もっとゆっくりいこうよ
付いていかれないよ
あぁ時計の針が巻き戻されていくみたい
If you're lost you can look and you will find me
Time after time
If you fall I will catch you I'll be waiting
Time after time
もしあなたが迷っているなら
私を探してみて
きっと見つかるから
いつでもいつだって
くじけそうになったら
私が受けとめる
きっと私は待ってるから
いつでもいつだって
If you're lost you can look and you will find me
Time after time
If you fall I will catch you I'll be waiting
Time after time
もし道を見失うようなことがあったら
私をさがして
きっと見つけられる
いつでもいつでも
もしも倒れそうになったら
きっとそこに待っていて
私はあなたを支えてられる
いつでもいつでも
After my picture fades and darkness has
Turned to gray
Watching through windows you're wondering
If I'm OK
Secrets stolen from deep inside
The drum beats out of time
私の姿が消えていき、暗い闇が薄やみに変わるころ
窓の外を眺めながら
あなたは私が大丈夫かどうか心配している
心の奥底に秘めた気持ちも全部わかってしまうのね
調子はずれのドラムが響いてる
If you're lost you can look and you will find me
Time after time
If you fall I will catch you I'll be waiting
Time after time
(あなたの声が聴こえる)
もし君が迷ったら 僕を捜して
きっと見つかるから
いつでもいつまでも
もし君が倒れそうになったら
僕はきっとそこに待っていて
君をつかまえて支えよう
いつでもいつだって
You said go slow
I fall behind
The second hand unwinds
あなたはもっとゆっくりしようって言ってた
私は引き戻されていく
あぁ時計の針が巻き戻されていくみたい...
If you're lost you can look and you will find me
Time after time
If you fall I will catch you I'll be waiting
Time after time
もしあなたがどこに行っていいのか迷ったりしたら
私をさがして
きっと見つけられる
いつでもいつでも
もしあなたがくじけそうになったら
私はきっとそこで待っていて
あなたを支えるから
いつでもいつでも
Time after time
Time after time
Time after time
いつでもそんなことを想ってる
何度も何度もそんなことを考えている
繰り返し繰り返しそんな風に想っている
◯歌詞の一部 ‘ jew me ’‘ kike me ’が、「僕をだます」という本来の意味ではなく、「私をユダヤ人にする」という意味にも取られるとして、「反ユダヤ的であるanti-Semitic」と批判された。マイケルは直ちに、自分は反ユダヤ主義者ではないとし、不快感を与えたことを謝罪。歌詞の問題となった当該個所にノイズが施された。
Skin head
Dead head
Everybody
Gone bad
Situation
Aggravation
Everybody
Allegation
In the suit
On the news
Everybody
Dog food
Bang bang
Shot dead
Everybody's
Gone mad
スキンヘッド
デッドヘッド
どいつもこいつも
おかしいよ
状況は悪くなるばかり
言い訳
スイートルームで
ニュースに群がり
皆ヘロインでイカレて
バンバンと
射殺体
どいつもこいつも
狂ってる
All I wanna say is that
They don't really care about us
All I wanna say is that
They don't really care about us
僕が言いたいのは、
‘彼ら’は‘僕ら’のことなんかどうでもいいってこと
僕が言いたいのは、
彼らにとって、僕らなんかどうでもいいってこと
Beat me
Hate me
You can never
Break me
Will me
Thrill me
You can never
Kill me
Do me
Sue me(Jew me)
Everybody
Do me
Kick me
Strike me(Kike me)
Don't you
Black or white me
叩きたきゃ叩け
憎みたきゃ僕を憎めばいい
でも絶対に
僕をくじくことはできない。
命令されようが
脅されようが
絶対に
僕を殺せはしない
好きなようにしればいい
訴えればいい[ jew me の場合:(ユダヤ人のように)迫害すればいい]
みんな
好きにすればいいさ
蹴り倒してみろよ
殴ったらどうだ[”ユダ野郎”扱いしてみろよ]
黒か白かなんて
僕の事を騒ぐのはやめてくれ
All I wanna say is that
They don't really care about us
All I wanna say is that
They don't really care about us
僕が言いたいのは、
‘彼ら’は僕らのことなんかどうでもいいってこと
僕が言いたいのは、
‘彼ら’にとって、僕らなんか何でもない存在だっていうこと
Tell me what has become of my life
I have a wife and two children who love me
I'm a victim of police brutality, no
I'm tired of bein' the victim of hate,
Your rapin' me of my pride
Oh for God's sake
I look to heaven to fulfill its prophecy...
Set me free
僕の人生が、どうなってきているのか教えてほしい
僕には僕を愛する妻と二人の子どもがいる。
僕は警察の野蛮行為の被害者
もう疲れ果てている
憎しみの犠牲者になるのは
あんたたちは僕のプライドを踏みにじっている
ああ、神の名にかけて
予言を成就するために
天を仰ぎ見る
僕を解放してください
Skin head
Dead head
Everybody
Gone bad
Trepidation
Speculation
Everybody
Allegation
In the suit
On the news
Everybody
Dog food
Black man
Black mail
Throw the brother
In jail
差別するしかない暴力スキンヘッド
中身からっぽのデッドヘッド
どいつもこいつもおかしくなってる
恐怖に震え
根拠のない憶測
どいつもこいつも言い訳ばかり
何でも訴訟したがる
どいつもこいつもヘロインでイカレて
腹黒い連中
ブラックメールを送りつけ
お前の兄貴をブチこんでやれよ
All I wanna say is that
They don't really care about us
All I wanna say is that
They don't really care about us
僕が言いたいのは、
彼らは僕らのことなんかお構い無しでやりたい放題だっていうこと
僕が言いたいのは、
彼らにとって、僕たちなんて何でもない存在だっていうこと
Tell me what has become of my rights
Am I invisible 'cause you ignore me?
Your proclamation promised me free liberty, now.
I'm tired of bein' the victim of shame
They're throwin' me in a class with a bad name
I can't believe this is the land from which I came
You know I really do hate to say it
The government don't wanna see
But if Roosevelt was livin'
He wouldn't let this be, no no.
僕の権利がどうなってしまったのか教えてくれ。
君たちが無視するからって、僕は透明になってしまたのかい
僕の事みんな見えなくなってしまったのだろうか?
君たちの宣言書には、僕の自由も保証されていたはずだ
恥辱を受け続ける犠牲者でいるのは真っ平だ
彼らは僕を犯罪者の仲間に加えようとしている
これが僕が生まれ育った、同じ場所とは信じられない
本当にこんなことは言いたくないんだけど、
政府は現状を見ようともしていない。
でも、もしルーズベルトが生きていたら、
こんなことは許さないはずだ。許さない、許されない
Skinhead
Deadhead
Everybody
Gone bad
Situation
Speculation
Everybody
Litigation
Beat me
Bash me
You can never
Trash me
Hit me
Kick me
You can never
Get me
人種差別主義者
思考停止の人々
みんな
酷くなっている
状況
憶測
誰もが
裁判沙汰にする
僕を叩け
殴ればいい
でも絶対に
僕を始末できはしない
ひっぱたけ
蹴ればいい
でも絶対に
僕は打ち負かされはしない。
All I wanna say is that
They don't really care about us
All I wanna say is that
They don't really care about us
僕が言いたいのは、
彼らは僕らのことなんかどうでもいいってことさ
僕が言いたいのは、
彼らにとって、僕らなんか何でもないってこと
Some things in life they just don't wanna see
But if Martin Luther was livin'
He wouldn't let this be
彼らは、人生で大事なものを見ようとしない
もしキング牧師が生きていたら
こんなことは許していないよ
Skinhead
Deadhead
Everybody's
Gone bad
Situation
Segregation
Everybody
Allegation
In the suit
On the news
Everybody
Dog food
Kick me
Hike me
Don't you
Wrong or right me
人種差別主義者
思考停止の人々
みんな
堕落
状況
差別
誰もが
自分勝手
訴訟、訴訟
デマがニュースになる
麻薬
僕を蹴てみろ
けなすがいい
僕が正しいか間違っているか
つべこべ言うのはやめてくれ
All I wanna say is that
They don't really care about us
All I wanna say is that
They don't really care about us
All I wanna say is that
They don't really care about us
All I wanna say is that
They don't really care about
All I wanna say is that
They don't really care about
All I wanna say is that
They don't really care about us
言いたいことは一つだけ
結局誰も僕たちのことをかまっちゃくれない
言いたいことは一つだけ
誰も本気で俺たちを心配してくれはしない
音楽史記録を塗りかえたLPを製作したというのに、インタビューでは「友だちはいる?」等と訊かれ続けていたマイケル。普通の少年時代とは違っていたのは歴然としていたにも関わらず、周囲は執拗に子供時代の‘偏り’を追求しました。瘡蓋(かさぶた)を剥がされるように傷つけられ通し、彼は子ども時代の空白欠落に無理矢理眼を向けさせられていきました。胸を締め付けられるような歌声です。Before you judge me,Try HARD to Love me. すべての子どもたちの代弁に聴こえます。
【曲紹介】
◯作詞/作曲:マイケル・ジャクソンMichael Jackson 。
◯アルバム 『HIStory: Past, Present and Future, Book I 』(1995)収録 。シングルは、妹ジャネット・ジャクソンとのデュエット曲『スクリームScream』と抱き合わせでリリース。
【歌詞】(意訳)
Have you seen my Childhood?
I'm searching for the world that I come from
'Cause I've been looking around
In the lost and found of my heart...
No one understands me
They view it as such strange eccentricities...
'Cause I keep kidding around
Like a child, but pardon me...
僕の子ども時代を見たことある?
僕は自分が来たはずの世界を振り返ってみたりしている
だって、ずっと探し回ってきたから
僕の心の中の落とし物置き場を
誰も僕を理解しようとしない
僕の、普通とは違う奇抜なところしか見ない
僕が子どものようにはしゃぎ回るからかな
幼稚に見えるのかな
でも大目に見てほしい
People say I'm not okay
'Cause I love such elementary things...
It's been my fate to compensate,
for the Childhood
I've never known...
人々は僕をまともじゃないと言う
僕が子どもじみた物が好きだからって
でもそれは、僕の運命の埋め合わせ
子ども時代を味わえなかった
今さらどうしようもない事
Have you seen my Childhood?
I'm searching for that wonder in my youth
Like pirates and adventurous dreams,
Of conquest and kings on the throne...
子どもだった頃の僕のことをどれだけ知っているの?
僕は少年時代に味わいたかった驚きを探している
海賊とか冒険に満ちた征服や
玉座につき王冠を戴く王になる夢
Before you judge me, try hard to love me,
Look within your heart then ask,
Have you seen my Childhood?
僕のことを決めつける前に
何とか愛そうと努力してみて
君の心の奥底に聞いてみて
僕の子ども時代を知っているのか訊ねて
People say I'm strange that way
'Cause I love such elementary things,
It's been my fate to compensate,
for the Childhood I've never known...
人々は僕がこんなに変だって言い立てる
僕が子どもじみた物が好きだからって
でもそれは、僕の運命の埋め合わせ
子ども時代を味わえなかった
今さらどうしようもない事
Have you seen my Childhood?
I'm searching for that wonder in my youth
Like fantastical stories to share
The dreams I would dare, watch me fly...
子どもだった頃の僕のことを誰か見ていたなら教えて
僕は自分では思い出せない少年時代の驚きを探している
皆と空想し合う物語
どうしても挑戦したい夢や
ねぇ、僕の飛ぶところを見てて!とか
Before you judge me, try hard to love me.
The painful youth I've had
僕のことを裁こうとする前に
ただ愛そうとして。
辛かった子ども時代
Have you seen my Childhood...
僕の子ども時代
どんなならいいって言えるの?
【曲紹介】
◯作詞/作曲は、 Michael Jackson, Babyface, Carole Bayer, Sager , John McClain
◯アルバム『Invincible』(2001)収録
【歌詞】(意訳)
Once all alone
I was lost in a world of strangers
No one to trust
On my own, I was lonely
僕は、孤独だった
見知らぬ人ばかりの世界で
彷徨っていたようなものさ
信じられる人は周りにいず
自分だけが頼りで、淋しい想いをしていた
You suddenly appeared
It was cloudy before, but now it's all clear
You took away the fear
And you brought me back to the light
君が突然、眼の前に現れてくれた
曇っていた空が、
晴れて渡っていくように
今は感じられる
君は怖れを取り去ってくれた
光の方へと僕を導き戻してくれたんだ
[CHORUS]
You are the sun
You make me shine
Or more like the stars
That twinkle at night
You are the moon
That glows in my heart
You're my daytime my nighttime
My world
You are my life
君はまるで太陽
僕を輝かせてくれる
それとも星かな
夜になると
煌めき瞬く
月のようでもあるね
心の中でいつも輝いているよ
ともかく君は僕の昼であり、夜であり、
僕の世界すべて
君こそ、生きる僕のすべて
Now I wake up everyday
With this smile upon my face
No more tears, no more pain
'Cause you love me
You help me understand
That love is the answer to all that I am
And I'm a better man
Since you taught me by sharing your life
今、僕は自然に笑顔になれるんだ
君と巡り会えたからだろうね
もう涙も流す事はなく、苦痛も感じないでいられる
君が僕を愛してくれるから
君が、理解できるように支えてくれた
愛こそが、僕自身であることの証し
君のおかげで僕は、より良い人間になれた
共に生きて分かち合うことを教えてくれたから。
[CHORUS]
You are the sun
You make me shine
Or more like the stars
That twinkle at night
You are the moon
That glows in my heart
You're my daytime my nighttime
My world
君は僕にとっての太陽
その光を受けて、僕は輝く
君は僕にとっての星
暗い夜空の中で輝いている
そして君は
僕の心を明るく照らしてくれる月
だから君は、僕にとって
太陽が輝く時間と月が照っている時間
その両方のような存在なんだ
君は僕の全て
君が僕の世界に命を吹き込んでくれる
You are the sun
You make me shine
Or more like the stars
That twinkle at night
You are the moon
That glows in my heart
You're my daytime my nighttime
My world
君は僕にとっての太陽
その光を受けて、僕は輝く
君は僕にとっての星
暗い夜空の中で輝いている
そして君は
僕の心を明るく照らしてくれる月
だから君は、僕にとって
太陽が輝く時間と月が照っている時間
その両方のような存在なんだ
僕の世界すべてにとって
You gave me strength
When I wasn't strong
You gave me hope when all hope was lost
You opened my eyes when I couldn't see
Love was always here waiting for me
君は僕に力をくれた。
弱っていた時に。
希望を授けてくれた
絶望した時に
眼を開かせてくれた
自分を見失っていた時に
君はいつもここにいて
僕を待っていてくれた
You are the sun
You make me shine
Or more like the stars
That twinkle at night
You are the moon
That glows in my heart
You're my daytime my night-time
My world
君は僕にとっての太陽
その光を受けて、僕は輝く
◯近年では、『About My Imagination』とのメドレーで演奏されている。二つの曲は互いに補完的。
【歌詞】(かなり意訳)
Doctor, my eyes have seen the years
And the slow parade of fears without crying
Now I want to understand
I have done all that I could
To see the evil and the good without hiding
You must help me if you can
ドクター 長いこと僕の眼は
涙も流さずに
恐怖のパレードをゆっくり見て来たのだけれど
どうしてそうなっちゃったのか
知りたくてたまらない
現実から逃げ隠れしないで
善と悪を見分けようとやってきたのに
だから、出来るなら助けてほしいんだ
Doctor, my eyes
Tell me what is wrong
Was I unwise to leave them open for so long
ドクター 僕の眼はどうかしちゃったのかな
悪いところがあるなら、教えてよ
ずっと開きっ放しにしてきた自分がバカだったのかな
'Cause I have wandered through this world
And as each moment has unfurled
I've been waiting to awaken from these dreams
People go just where there will
I never noticed them until I got this feeling
That it's later than it seems
世の中を彷徨い歩いて
眼の前の光景をひとつひとつ焼き付けてきたのだけれど
何もかも夢のように思えて
その夢から覚める瞬間を待っているんですよ
世間の人は好き勝手に動いていくものですね
こんな気持ちになるまで
そのことに気づかずにいたんです
もっと早く気づくべきだったと今になって思うんです
Doctor, my eyes
Tell me what you see
I hear their cries
Just say if it's too late for me
ドクター 僕の眼が
どうなっているのか教えてほしいんです
僕には‘もう手遅れだ’という叫び声が聞こえるんです
Doctor, my eyes
Cannot see the sky
Is this the prize for having learned how not to cry
ドクター 今の僕には
空さえ見えない
泣かないように我慢してきたから
こうなってしまったのでしょうか
【曲紹介】
◯エルトン・ジョンのセカンド・アルバム『Elton John (僕の歌は君の歌)』(1970)からのシングル(1971) 。
◯作詞バーニー・トーピンBernie Taupin、作曲エルトン・ジョン。二人は学友でも幼なじみでもなく、1967年バーニー17歳、エルトン20歳の頃、リバティ・レコードのレイ・ウィリアムズに引き合わされ、共作を開始。一時全く離れて活動していたが、1987年のダイアナ妃の葬儀で歌われた『Candle in The Wind 』はこの二人による作品。
【歌詞】
It's a little bit funny this feeling inside
I'm not one of those who can easily hide
I don't have much money but boy if I did
I'd buy a big house where we both could live
なんだか少しおかしな感じさ 僕の中にあるこの気持ち
僕って、あまり気持ちを隠しておける人間じゃないんだ
そんなに金を持ってないけど でももし持っていたら
僕ら2人が住める大きな家を買うだろうな
(そこで一緒に曲をつくろう)
If I was a sculptor, but then again, no
Or a man who makes potions in a travelling show
I know it's not much but it's the best I can do
My gift is my song and this one's for you
僕が彫刻家だったらなぁ、いやそんなの無理だよね
たとえば、役をもらえる程度の旅芸人でもいいんだよ
もちろんその程度で終わりたくないけど
だけど 今できる精一杯をしてみたんだ
贈り物は僕がつくる歌、この歌は君に捧げる歌さ
And you can tell everybody this is your song
It may be quite simple but now that it's done
I hope you don't mind
I hope you don't mind that I put down in words
How wonderful life is while you're in the world
この歌は君の歌だということをみんなに話してもいいんだ
かなり素朴な感じもするけど、もう作ってしまったよ
どうか気にしないで
気にする必要なんてないんだ
僕の気持ちを言葉にしたよ
君がこの世界にいる、人生は何て素晴らしいって
I sat on the roof and kicked off the moss
Well a few of the verses well they've got me quite cross
But the sun's been quite kind while I wrote this song
It's for people like you that keep it turned on
屋根の上に腰を下ろして 書き始めたんだけど
韻を踏むのにあぁでもないこぅでもないと苦心したり
けれど、この歌を書いている間、日射しはとても穏やかだったさ
太陽って、君のような人たちのために照っているんだね
So excuse me forgetting but these things I do
You see I've forgotten if they're green or they're blue
Anyway the thing is what I really mean
Yours are the sweetest eyes I've ever seen
肝心なことを忘れてしまっているようで
恐縮なんだけど
君の瞳が碧だったか蒼かったか覚えていないんだ
けれどこれだけは本当だから書いておくよ
僕は君の眼ほど優しい瞳をみたことはないよ
And you can tell everybody this is your song
It may be quite simple but now that it's done
I hope you don't mind
I hope you don't mind that I put down in words
How wonderful life is while you're in the world
この歌は君の歌 皆に言って聞かせよう
愉しい曲、美しい曲が散りばめられた『メリー・ポピンズ』の中の一曲。印象に残るフレーズは、寝顔に語りかけるように歌う‘Though her words are simple and few, Listen, listen, she's calling to you.’ 難しい言葉がたくさん出てくると“高尚”などと考えがちですが、さにあらず。少なくて易しい言葉で語られる大きな深さに共感を添える歌。two , too , to が同じ発音だからこそ、2ペンスを差し出す簡単さと本来性を問いかけられるのだとも感じさせられます。
【歌詞】
Early each day to the steps of Saint Paul's
The little old bird woman comes
In her own special way to the people she call,
"Come, buy my bags full of crumbs;
Come feed the little birds,
Show them you care
And you'll be glad if you do
Their young ones are hungry
Their nests are so bare
All it takes is tuppence from you
毎日朝早く、セントポール大聖堂の階段に
小柄なおばあさんがやってくるの
おばあさんは、鳥の餌を売っているんだけど
決まったやり方があって、こんな風に呼びかけるの
“いらっしゃいな、パンくずが入った袋はいかがですか
鳥にあげて下さいな
鳥たちを想っている事を
鳥に直接伝えてちょうだいな
そうすればご自分も楽しくなりますよ
雛がお腹をすかせているというのに
巣の中は空っぽで食べるものが無いんですよ
たった2ペンスですよ”
Feed the birds, tuppence a bag
Tuppence, tuppence, tuppence a bag
Feed the birds," that's what she cries
While overhead, her birds fill the skies
“鳥たちに餌を 一袋2ペンスですよ
2ペンス、2ペンス、一袋2ペンス
鳥に餌をあげて下さいな” おばあさんはそう言い続けるの
そんなおばあさんの頭の上では
数えきれないほどのたくさんの鳥たちが空を舞い踊っているの
All around the cathedral the saints and apostles
Look down as she sells her wares
Although you can't see it,
You know they are smiling
Each time someone shows that he cares
聖堂のまわりでは聖人と使徒たちが
おばあさんが餌を売るのを見ているのよ
たとえ私たちの眼には見えなくても
誰かが恵みを見せるたびに
その方々が微笑んでいるのがわかるでしょうね
Though her words are simple and few
Listen, listen, she's calling to you
"Feed the birds, tuppence a bag
Tuppence, tuppence, tuppence a bag"
おばあさんが口に出す言葉は
少ないし簡単なことだけれど
でもちゃんと聴いてみて
あなたに呼びかけているのだから
耳を傾けて
“鳥たちに餌を与えてくださいな、一袋2ペンス
2ペンス、2ペンス、一袋2ペンスですよ ”
Though her words are simple and few
Listen, listen, she's calling to you
"Feed the birds, tuppence a bag
Tuppence, tuppence, tuppence a bag"
おばあさんが口に出す言葉は
少ないし簡単なことだけど
でもちゃんと聴いてみて
あなたに呼びかけているのだから
耳を傾けて
“鳥に餌を与えてくださいな、一袋2ペンス
2ペンス、2ペンス、一袋2ペンスですよ ”
*tuppence[tˈʌp(ə)ns ]:《英口語、下町訛り》 =two pence.
(happen[haepn])
*care ware bare
*cry sky
*feed:(希望などで)<人を>慰める
ネットサーフィンをしていて、偶然見つけたバンドがLifehouse。目まぐるしく変化する世の中の動きに追いていかれなくて、‘どうしたらいいんだろう?’と悩みながら、ついぐずぐずと過ごしてしまう若者の心情。時代が変わっても、繰り返し唄われる普遍のテーマと感じています。you = she として、訳してみました。↑歌とは直接の関係がないものの、妙に合うメッセージ付き動画を選びました。
【歌詞】
What day is it? And in what month?
This clock never seemed so alive
I can't keep up and I can't back down
I've been losing so much time
今日は何日?いったい今何月?
この時計がこんなに元気に動いているなんて初めて気づいたよ
僕はついていけそうもない
でも遅らせるわけにもいかないな
もう随分と時間を無駄にしてしまったから
'Cause it's you and me and all of the people with nothing to do
Nothing to lose
And it's you and me and all other people
And I don't know why, I can't keep my eyes off of you
だって世の中には君と僕だけではなく
こんなにもたくさんの人がいて
皆何をするわけでもなく、失うものも何もないままでいて
それで、君と僕だけでなく大勢人がいるっていうのに
どうしてか分からないけど、
僕は君から目を離すことができないんだ
One of the things that I want to say just aren't coming out right
I'm tripping on words
You've got my head spinning
I don't know where to go from here
言いたい事はあるにはあるけど
ひと言でも言おうとすると言葉がうまく出てこないんだ
言葉につかえてしまうのさ
君が僕の頭をクラクラと回転させてしまうから
僕はここからどこへ向かって行けばいいのだろう
'Cause it's you and me and all of the people with nothing to do
Nothing to prove
And it's you and me and all other people
And I don't know why, I can't keep my eyes off of you
だって世の中には君と僕だけではなくて大勢人がいて
ハッキリした事なんて何もなく
君と僕だけでなく、こんなにたくさんの人がいるっていうのに
僕はどうしてか君から眼をそらすことができないでいるんだ
There's something about you now
I can't quite figure out
Everything she does is beautiful
Everything she does is right
結局君に何かあるっていうことなんだよね
どうしてなのか説明はできない
ただこう感じてしまうのさ
彼女(=君)のしぐさは全て美しくて、
彼女(=君)がする事は全て正しいって。
'Cause it's you and me and all of the people with nothing to do
Nothing to lose
And it's you and me and all other people
And I don't know why, I can't keep my eyes off of you
and me and all other people with nothing to do
Nothing to prove
And it's you and me and all other people
And I don't know why, I can't keep my eyes off of you
だって世の中には君と僕だけではなくて
こんなに大勢の人たちがいて
何もすることなく失うものも何もないままでいるというのに
どうしてこれだけ大勢の人たちがいるのに
なぜだろう
どうして僕の眼は君に行ってしまうんだろう
君と僕だけじゃなくて、こんなにたくさんの人たちがいて
何をするわけでもなく、確かなものもなく生きているというのに
どうして僕は君だけを見てしまうのだろう
What day is it?
And in what month?
This clock never seemed so alive
◯2008年3月にリリースされたジェームス・ブラントのセカンドアルバム『All the Lost Souls』収録。
【歌詞】(かなり意訳)
Trouble is her only friend and he's back again.
Makes her body older than it really is.
She says it's high time she went away,
No one's got much to say in this town.
Trouble is the only way is down.
Down, down.
困難というものが、
彼女にいつも付いてまわっているのか
そのせいで、カラダは実際の年齢よりも疲れている
「そろそろこの街を出て行く頃ね」
彼女はそう言っている
街の人たちと、さほど口をきくわけでもない
困難というものだけが、心を沈ませていくだけ
沈ませて、沈ませてしまう
As strong as you were, tender you go.
I'm watching you breathing for the last time.
A song for your heart, but when it is quiet,
I know what it means and I'll carry you home.
I'll carry you home.
勇敢であると同時に、優しかった君
最後の最後まで、僕が見守っているよ
君の吐息から聴こえてくる
君のこころの歌
それが聞こえなくなったら
僕が君を、君の家まで送っていくからね
それがどこか、僕は知っているから
If she had wings she would fly away,
And another day God will give her some.
Trouble is the only way is down.
Down, down.
もし彼女に翼があったなら
君の元に飛んでいくだろうね
いつか神が与えるさ
困難というものが彼女をここに留まらせているんだ
ここに、地上に
As strong as you were, tender you go.
I'm watching you breathing for the last time.
A song for your heart, but when it is quiet,
I know what it means and I'll carry you home.
I'll carry you home.
君は本当に勇敢だったさ
ただ、そう思うのと同じくらい
優しい奴だと思い知らされてきたよ
僕は、最期の瞬間まで君の傍らにいるよ
君のこころの歌 それが聞こえなくなるまで
何を言いたかったのか、僕にはわかってる
だから、君を連れて帰るよ
君がいた場所に 君を連れていくよ
And they were all born pretty in New York City tonight,
And someone's little girl was taken from the world tonight,
Under the Stars and Stripes.
今夜、ニューヨークじゃ可愛い赤ん坊が
たくさん生まれてる
同時に、誰かの可愛い小さな女の子が
この世から連れ去られてもいるんだ
星条旗の名のもとにね
As strong as you were, tender you go.
I'm watching you breathing for the last time.
A song for your heart, but when it is quiet,
I know what it means and I'll carry you home.
As strong as you were, tender you go.
I'm watching you breathing for the last time.
A song for your heart, but when it is quiet,
I know what it means and I'll carry you home.
I'll carry you home.
勇敢であろうとした君の優しさ
僕は君が息を引き取るまで
君を見ているから
君の吐息から聴こえてくる
君のこころの歌
それが聞こえなくなったら
僕が君を、君の家まで送っていくからね
それがどこか、僕は知っているから