2011年3月8日火曜日

Something


幻想的な想像をかき立てるメロディで、数は少なくとも、完成度の高い曲を創り出してくれたジョージ・ハリソン。この曲に関して「特定の女性を歌ったものではない」と応えていたそうですが、世間的には上記動画に登場するパティ・ボイドがモデルということに。たまらなく彼女に惹かれながらも、‘先のことはわからない’と繰り返すあたりが、実に正直で、真実味が増しています。親友クラプトンが嫉妬から略奪婚ーという現実はさておき、刹那的な恋慕を繰り返しつつも、いつも理想を描かずにいられない若者をイメージして聴いてみました。

【曲紹介】
◯作詞/作曲は、ジョージ・ハリソンGeorge Harrison 。一時期ビートルズのアップル・レコードに在籍していたジェームス・テイラーJames Taylor の『Something in the Way She Moves 』という曲にインスパイアされたとの事。

◯ビートルズのアルバム「Abbey Road」に収録。イギリスでの発売は1969年9月26日。10月には、ジョン・レノンJohn Lennon作『Come Together』との両A面でリリース。

【歌詞】
Something in the way she moves
Attracts me like no other lover
Something in the way she woos me
I don't want to leave her now
You know I believe and how
彼女の何気ないしぐさが
どんな女の子より僕を惹きつける
彼女のふと せがんでみせる姿に
どうしようもなく惹かれる
彼女を離したくない
本当にそうなんだ

Somewhere in her smile she knows
That I don't need no other lover
Something in her style that shows me
I don't want to leave her now
You know I believe and how
彼女はあの笑顔のどこかで知っている
他の恋人など僕には要らないと
彼女が身をもって僕に教えてくれるのさ
彼女のそばを離れたくない
それでいいって確信しているんだ

You're asking me will my love grow
I don't know, I don't know
You stick around now, it may show
I don't know, I don't know
僕らの愛が育つかって?
そんな事わからない 僕にはわからない
少し放っておいてくれたら いずれわかるのかな
でも僕にはわからないよ 何とも言えないよ

Something in the way she knows
And all I have to do is think of her
Something in the things she shows me
I don't want to leave her now
You know I believe and how
彼女はどこかでわかっているのさ
僕はただ彼女を想っているだけでいいっていうことを
彼女はさり気なく示してくれる
彼女とは離れられない
そうさ、心からそう思ってるんだ
これでいいと信じてるんだ

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