2011年1月28日金曜日

Wouldn't It be Loverly?


‘こんなことがあったら、どんなに素敵だろう?’と貧しい花売り娘が想像して歌うシーン。イライザを演じたジュリー・アンドリュースは、舞台ならではの誇張を駆使し、やや大げさにコックニー訛りを織り交ぜ、その後の展開が詰め込まれた温かな灯りが次々と楽しげに集っていくよう。物語の中でではあるが、唄いながら想像したことは、すべて叶えられていく。


【曲紹介】
映画化もされたブロードウェイ・ミュージカル『マイ・フェア・レディ』(1956) の一曲。
作詞:Alan Jay Lerner、作曲:Frederick Loewe 。


◯物語の発端は、ロドンの下町コベント・ガーデン。たとえば、ei はすべてa、hは発音されないという設定。



◯映画化(1964)では、オードリー・ヘプバーンがイライザ役を演じ、街娘の個性がさらに増幅された。


◯ジュリー・アンドリュースは、同じ年(1964)『メリー・ポピンズ』でロンドンの下町を舞台に大活躍。その後の『サウンド・オブ・ミュージック』の主演へとつなげていく。


【歌詞】
It's rather dull in town, I think I'll take me to Paree. 
Mmmmmm. 
The mistress wants to open up 
The castle in Capri. 
Me doctor recommends a quiet summer by the sea! 
Mmmm, Mmmm, wouldn't it be loverly? 


 以下 Eliza が唄う 


All I want is a room somewhere, 
Far away from the cold night air.
With one enormous chair, 
Aow, wouldn't it be loverly?
あたいの望みはね
冷たい風が入ってこないような場所で
上等な椅子に腰掛けながら夜を過ごしてみたいってこと
ねぇ、素敵だと思わない?





Lots of choc'lates for me to eat, 
Lots of coal makin' lots of 'eat.
Warm face, warm 'ands, warm feet,
Aow, wouldn't it be loverly?
あたいが食べていいチョコレートがたくさんあって
暖炉の炭もふんだんに使ってよくて
顔も、手も足もあったかくなるんだ
わぉ、素敵だと思わない?




Aow, so loverly sittin' abso-bloomin'-lutely still. 
I would never budge 'till spring 
Crept over me windowsill.
なぁ〜んの心配もなく
窓際にじっとしながら
春を待つなんて
そうできたら、なんて素敵だろう



Someone's 'ead restin' on my knee, 
Warm an' tender as 'e can be. 'ho takes good care of me, 
Aow, wouldn't it be loverly?
Loverly, loverly, loverly, loverly
そんでもって 誰かの頭があたいの膝に乗っかってる
あったかくてやさしい彼氏が あたいの面倒をみてくれるんだ
そうなったら、なんて素敵だろう
素敵、素敵、そうなったら素敵...
なんて素敵なんでしょう





[REPEAT]

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