2011年2月19日土曜日

500 Miles (Away From Home)


ただ遠くから列車が近づいてくるだけのフィルムと、一人で弾くギター。寒くて、周りに誰もいなくて、お金もなくて、その中で歌だけが支えになっているような一人きりの夜を感じさせてくれます。歌っているのはHoyt Axton (1938〜1999) 。その歌声を初めて聴きましたが、距離と同時に生きてきた時間をしんみりと想わせてくれます。


◯オリジナルはHedy West (1961) とされるが、その後Co-writer として、Bobby Bare ,Curly Williams, John Phillips がクレジットされる。


◯放浪者(ホーボー)が口伝えで歌っていたとも、ヘディの父が祖先の出身地であるイギリスの民謡に影響されながら書いた詩が元であるとも言われている。


◯1961年、Journeymen のファーストアルバムに、翌1962年にはKingston Trio 、Peter Paul & Maryがリリース。おもに、フォーク系、カントリー系の歌手にカヴァーされる。


◯1989年には、フーターズ The Hooters がポップ調のアレンジでリバイバルヒット。


◯日本では、忌野清志郎や松たか子らがカヴァーしている。


【歌詞】
If you miss this train I'm on
Then you will know that I am gone
And you can hear the whistle blow
a hundred miles
君が僕の私の乗っているこの列車に間に合わなけば
わかるはずさ
僕が旅立ったことが
君には汽笛が聞こえるだろう
100マイル先から


A hundred miles
A hundred miles
Listen, darling now
Oh,you can hear the whistle blow
a hundred miles
100マイル、そして100マイル
また100マイル、100マイル
100マイル先から汽笛が聞こえるだろう


Lord I'm one
Lord I'm two
Lord I'm three
Lord I'm four
Lord I'm five hundred miles from my home
100マイル、200マイル、300マイル、400マイル
神様、私は500マイルも故郷から離れた場所にいます


500 miles
500 miles
It's such a long long way
And I feel like I will never reach my home
500マイル、500マイルも故郷から離れてしまいました
とてもとても長い道のり
もう故郷には戻れないと感じています


Not a shirt on my back
Not a penny to my name
Lord I can't go a-home this away
背中を覆うシャツもなければ
自由に使える小銭もない
神様 これでは私は故郷に帰れません

こんなに遠くては

This away
This away
No,no,darling,no
Lord I can't go a-home this a-way
遠い、遠い、遠い、遠い道のり

こんなに遠くては
神様、故郷に帰れません

If you miss this train I'm on
You will know that I am gone
You can hear the whistle blow

a hundred miles
僕の乗っている列車に間に合わなけば
わかるはずさ 僕がいなくなったことを
汽笛の音を聴いていておくれ 100マイル先から





A hundred miles
A hundred miles
Listen,darling now
Oh,you can hear the whistle blow
a hundred miles
100マイル、そして100マイル
また100マイル、100マイル
100マイル先から汽笛が聞こえるだろう

Oh,you can hear the whistle blow
a hundred miles
汽笛を聴いていておくれ
100マイル先から聞こえる汽笛を



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