2011年2月3日木曜日

You Raise Me Up


2006 年2月、イタリアから早朝の日本に流れてきたフィギャスケート・フリーの映像。眼にした誰もが凛として滑る優美さに感動したであろう荒川静香さんの演技。インタビューで「金メダルは周囲のおかげ」と話していた彼女がエキシビションに選んだ曲が‘You Raise Me Up’ 。「あなた方がいたから、世界の大舞台に立てた」-御両親をはじめとするご家族や応援するファンの皆さんへの真心が感じられた歌でした。演技時間の制約もあって使用されたのは、Celtic Womanというアイルランド出身の女性グループ演奏によるものですが、オリジナルは、作詞家自身が‘物語を感じる’と語っている壮大な楽曲で、歌詞も2番まであります。



【曲紹介】
◯2002年2月オランダで発表された‘Secret Garden’のアルバム『Once in a Red Moon』に収録されている。‘Secret Garden’は、南ノルウェー出身のロルフ・ロヴランドRolf Lovland (作曲家、キーボード奏者)とフィオヌァラ・シェリーFionnuala Sherry (アイルランド出身のバイオリン奏者)のデュオ。


◯曲はロルフ・ロヴランド、詞はアイルランド人の小説家ブレンダン・グラハム Brendan Graham。メロディが先につくられ、グラハムの小説に感銘を受けていたことから作詞を依頼したとのこと。


◯オリジナル楽曲は、フィオヌアラのバイオリンソロに始まり、ブライアン・ケネディのヴォーカル、リアム・オ・フリンのバグパイプ、トレイシー・キャンベル=ネイションの太く柔らかな歌声、さらにロンドン・コミュニティー・ゴスペル合唱団、アイルランドのコーラスグループ「アヌナ」が加わり、深い精神性を感じずにはいられない。


◯韓国でのSecret Gardenのライブ映像 →http://youtu.be/5V93pY7jFjA


◯ジョシュ・グロバンJosh Grobanをはじめ、非常に多くの歌手にカバーされている。


【歌詞】
When I am down and, oh my soul, so weary
When troubles come and my heart burdened be
Then I am still and wait here in the silence
Until you come and sit awhile with me
打ちひしがれ、芯から疲れきってしまったとき
困難がおとずれ 心に重荷を背負うようなとき
そんな時はここで 静寂につつまれて待つんだ
あなたがやって来て しばらくの間そばにいてくれるのを


You raise me up, so I can stand on mountains
You raise me up, to walk on stormy seas
I am strong, when I am on your shoulders
You raise me up... to more than I can be
あなたが力づけてくれるから、山々の頂きに立つこともできる
あなたが元気づけてくれるから、荒れ狂う海も渡ることができる
あなたが支えてくれるから、私は強くなれる
あなたが勇気づけてくれるから、自分以上の自分になれる


There is no life - no life without its hunger
Each restless heart beats so imperfectly
But when you come and I am filled with wonder
Sometimes I think I glimpse eternity.
渇望のない人生など無い
気ぜわしい胸の鼓動はひどく乱れている
でもあなたが来て、私が素晴らしい驚嘆に満たされるとき
時に永遠を垣間見たと思うほどになる


You raise me up, so I can stand on mountains
You raise me up, to walk on stormy seas
I am strong, when I am on your shoulders
You raise me up... to more than I can be
あなたが力づけてくれるから、山々の頂きに立つこともできる
あなたが元気づけてくれるから、荒れ狂う海も渡ることができる
あなたが支えてくれるから、私は強くなれる
あなたが勇気づけてくれるから、自分以上の自分になれる



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