2011年2月15日火曜日

Johnny B. Goode


好きな事で身を立てたいと心底から願う男の子たちへの応援歌。チャック・ベリーの「行け行け!ジョニー」に、どれだけのロックンロール青年が励まされてきたことか!そんな若者の一人だったブルース・スプリングスティーンは、若き日にバックを務めたこともあったというが、↑画像は、チャックがロック殿堂入りを果たした1995年9月の記念コンサートでの共演。この時69歳。BOSSも すでに大スターだが、レスペクトによる緊張と、「大御所はしゃいで、何かやらかしたりしないよね?」というビビリが混じったロック小僧的な若造さが伺えて微笑ましい映像です。


【曲紹介】
◯ 詞/曲:チャック・ベリーChuck Berry (1958)


◯ 発表当時に近い映像は、こちらhttp://circle.zoome.jp/wayaku/media/381


◯「ロックンロールに別の名を与えるとすれば、チャック・ベリーだ」と言ったジョン・レノンとの共演映像は、こちら→http://youtu.be/45V1Q_C2Wpc


◯ エルビス・プレスリーのヴァージョンは、こちら→http://youtu.be/BG7UL9NfP8c


◯ ジミー・ヘンドリックスはこちら→http://www.youtube.com/watch?v=fPtHv48e1No


◯ ビートルズの演奏は、こちら→http://youtu.be/6TAlVQgtkuM


◯ ブルース・スプリングスティーンがデビュー間もない頃バックを務めた思い出を語る映像は、こちら→http://youtu.be/IGkQk5BuASM


◯ ピーター・トッシュPeter Tosh によるレゲエ・カヴァー(1983)では、ジョニー少年はジャマイカの奥地に住んでいることになっている。


映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)では、未来からやってきたM・J・フォックス演じる主人公が演奏したこの曲を、チャック・ベリーの従兄弟という人物が電話越しにチャックに聞かせる―という設定に。


【歌詞】
Deep down Louisiana close to New Orleans
Way back up in the woods among the evergreens
There stood a log cabin made of earth and wood
Where lived a country boy named Johnny B. Goode
Who never ever learned to read or write so well
But he could play the guitar just like a ringing a bell

ルイジアナの片田舎 ニューオリンズに近い方
真っ青な緑の樹々に囲まれた森の また奥
土と木で出来た粗末な丸太小屋があってさ
そこに住んでいたのさ ジョニー・B・グッドという名の田舎者の小僧
読み書きはからきしダメだったが
ギターの腕はスゴかった ベルを鳴らすみたいに弾けたのさ

Go go
Go Johnny go 
Go
Go Johnny go Go
Go Johnny go Go
Go Johnny go Go
Johnny B. Goode
行け 行くんだ
立ち止まらずに ジョニー
まっしぐらに
進め ジョニー
前へ進むんだ
うまくやるんだよ ジョニー
へこたれるなよ
ジョニー・B・グッド


He used to carry his guitar in a gunny sack
Go sit beneath the tree by the railroad track
Oh, the engineerswould see him sitting in the shade
Strumming with the rhythm that the drivers made
People passing by they would stop and say
Oh my that little country boy could play
よく麻袋に入れたギターを持ち歩いていたっけ
線路沿いの木に腰掛けていた
ジョニーが木陰に座っているのが機関士から見えた
汽車のリズムに合わせて爪弾いているのが
過ぎゆく人はみんな立ち止まって言っていたよ
この小さな田舎坊主の腕前は大したものだと


Go go
Go Johnny go Go
Go Johnny go Go
Go Johnny go Go
Go Johnny go Go
Johnny B. Goode

行け 行け
行くんだ ジョニー
進め 進むんだよ
ジョニー
どこまでも
前を向いて ジョニー
へこたれちゃだめさ
ジョニー・B・グッド


His mother told him "Someday you will be a man,
And you will be the leader of a big old band.
Many people coming from miles around
To hear you play your music when the sun go down
Maybe someday your name will be in lights
Saying Johnny B. Goode tonight."
母親はジョニーに言っていた
「いつかお前は一人前の男になる
そして、きっとビッグバンドのリーダーになるんだよ
何マイルも離れた遠くから 大勢の人が
陽が沈んで(仕事を終えて)から

お前の演奏を聴きに集まってくるだろうよ
お前の名前は電光掲示板になるくらいにビッグになるのさ
『今夜 ジョニー・B・グッド公演』ってデカデカと照らされるくらいに


Go go
Go Johnny go
Go go go Johnny go
Go go go Johnny go
Go go go Johnny go
Go
Johnny B. Goode 

行け 行け
行くんだ ジョニー
進め 進むんだよ
ジョニー
どこまでも
前を向いて ジョニー
前を向いて 行け行けジョニー
ジョニー・B・グッド



*‘Johnny B. Goode’ は、主人公のフルネームですが、「Johnny be good」 (ジョニー、うまくやれ)とも聞こえるので、おそらくその両方に掛けていると思われます。
 ‘country boy ’は、当初 ‘colored boy ’ (黒人の少年)だったらしい。

1 件のコメント:

  1. この曲を聴くと、ギターの神様ジミーヘンドリックスを思い出します。

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